
Visual Studioで自分の使いやすいショートカットキーを設定したいけどやり方がわからない…
Visual Studioのショートカットキー設定はとても簡単です!
今回はその方法を画像付きで具体例と合わせて解説していきます。
自分の使い慣れたショートカットキーで、コーディングの作業効率をUPさせちゃいましょう!
Visual Studioにおけるショートカットキーと概要を簡単に説明
設定のアイコン ”” からショートカットキーの設定「Keyboard Shortcuts」を選択。
ここでVisual Studioのショートカットキーを一括で管理します。
今回の大まかなプロセスとして次の2つの順で進めていきます。
① 自分好みのショートカットキーを先に作ってしまう
② ①で作ったショートカットキーがデフォルトのものと被ってしまった時の対処
ではさっそく説明していきます。
① 自分好みのショートカットキーを先に作ってしまう
Visual Studioで自分のショートカットキーを作成するには次のようにします。
動作の名前(Delete、文末へ、ひとつ左へ など)検索欄で検索
↓
目的の動作が見つかったらダブルクリック
↓
自分の設定したいショートカットキーを入力してEnter
(例)Delete のショートカットキーとして Ctrl + H を設定してみます。
上段にある検索欄で「delete」と検索します。
Delete キーは「deleteLeft」なのでこれをダブルクリック。
すみません。
画像ではもう設定しているのでCtrl Hが割り当てられてますね。
デフォルトではたぶんDeleteとなっているはず。
それに加え、その行の一番右側が”Default”になっているかと思います。
それで、「deleteLeft」の行をダブルクリックすると「キーを入力せよ」の欄が出てきます。
このタイミングで、今回設定設定したいショートカットキー Ctrl と H を押します。
その後、Enterを押して完了です。
この時、「既にそのショートカットキーは設定済みです」という内容の文が表示される場合があります。(画像の「1existing command has this keybinding」)
それはこの次の②で対処するので、ここでは無視してそのままEnterを押してとりあえず自分のショートカットキーを設定してちゃってください。
② ①で作ったショートカットキーがデフォルトのものと被ってしまった時の対処
まず、「このショートカットキーに何の動作が割り当てられているのか?」を調べます。
再び上段の検索欄です。
今度は、右側にあるキーボードのマーク ”” をまず押します。
そしたら、調べたいショートカットキーを入力してください。
いくつかの動作にそのショートカットキーが割り当てられていることがわかります。
言葉だけでは難しいので下の画像を見てください。
Ctrl Hを入力した結果です。
私の場合、Ctrl + H に「Help : Keyboard Shortcuts」が割り当てられていました。
(違うものが表示される可能性もあります。)
Ctrl + H には、「deleteLeft」だけ割り当てたいので、「Help : Keyboard Shortcuts」は消してしまいます。
その行を右クリック>「Remove Keybinding」
これで、Ctrl + Hには「deleteLeft」つまり Delet キーの動作のみが割り当てられました。
1つのショートカットキーに複数の動作を設定していると、予期しない動き(いきなりダイアログボックスが出現とか)をすることがありますので注意してください。
主な動作の名前
最後に、各動作の名前(検索欄で検索する動作名)を挙げておきます。
動作 | 名称 |
一行上へ | cursorUp |
一行下へ | cursorDown |
一文字右へ | cursorRight |
一文字左へ | cursorLeft |
文頭へ | cursorLineStart |
カーソルより右側削除 | Delete All Right |
Deleteキー | deleteLeft |
最後に
以上がVisual Studioで自分オリジナルのショートカットキーを設定する方法です。
特にMacユーザーの方は、”カーソル移動”のショートカットキーとか使いたいですよね。
直前で紹介した「主な動作」も、Macで頻繁に使うショートカットキーです。
是非自分の使いやすいショートカットキーを設定して、Visual Studioで快適なコーディングをしましょう!
Macのショートカットキーについてはこちら👇
カーソル移動のショートカットキーだけは知っておきたい!