
まとめノートとか作るのって無駄じゃない?

ノートをとる意味ってあるの?
私自身が中学、高校、大学と長い間勉強してきた中で、徐々にノートの大切さがわかってきました。
今回はノートを書くことの意味、またそれによって得られるメリットも紹介します。
・ノートを書く意味がわかることで勉強のモチベーションが上がる
・日々のノート作りが有意義なものとなる
教科書って実は無駄が多い – ノートの絶対的必要性
自分の理解できる範囲で省くものは省く。
そして簡潔に書きつつ、色分けなどもしてノートにまとめる。
これってとても重要です。
なぜかと言うと、教科書は必要な事が隅から隅まできっちり書いてあるからです。
さらに学習者の理解を促すために、これでもかと言うほどの具体例が載ってます。
大学の教科書は特にそう。
筆者の親父ギャグがあったり、細いくらい具体例が満載。
それゆえ字数も多く文字だらけ。
読みたがらないし、「あれっどこに書いてあったっけ?」となった時に探し出すもの一苦労。

でもノート作りって時間かかるよね。
結局それじゃ貴重な時間を削ってるじゃん。
いちいち「どこに書いてあったっけ?」って探しますか?
それで勉強の集中力が途切れます。
ノートでパッと見つけられた方が結果的には時間の短縮になる。
だから自分オリジナルのノートを作ることは大切なのです。
ノートを作った方が学習力も効率も高い。
自分の手で書くって大切 – 記憶定着とノートの重要性
自分の手を使ってノートを書く。
これって記憶定着の面から考えてもすごく良い。
脳科学教育研究所・所長の桑原清四郎先生がその理由についてこう語ってます。
目からの視覚刺激だけではなく、手を動かすことによって触覚の刺激も用いて記憶しようとしているからです。
脳の視覚処理系だけでなく、触覚の処理系、その両方を使うため脳が活発に動くのですよ。
ですから「書いて覚える」ことは有効だと考えられます。
上記のサイトでも言われていますが、具体例としては単語帳。
見るだけか、それとも”書き”も加えるかです。
見るだけの人よりも、さらに書くことまでしている人の方が圧倒的に記憶の定着がいいです。
自分の手で書きながらまとめていく、つまりノートを作るのは学習量にも大きく影響しますね。
日々の授業で黒板を写す作業 – あれは何をしているのか?
ノートをとるこの大切さが以上の説明で分かって頂けたと思います。
ここからは番外編。
授業で黒板を写す作業ってなんなの?
について。
結論から言うと、
「重要な部分を教科書から抽出してノートにまとめる」という過程を先生が代わりにやってくれている。
その先生自身がまとめたもの黒板に書いて、生徒達はそれを写している。
それにより、生徒はあの文字でいっぱいの教科書を読んで、自分でまとめノートを1から作る必要性がなくなるんです。
それでも、しょせん先生が自分で「重要だ」とか「こう書こう」と思ったのものなので、生徒は自分好みに少しアレンジして黒板を写すべきですね。
最後に
以上から、ノートをとることのポイントをまとめると
・教科書と違い簡潔にまとめられている
・色分けもあって見やすい
・書くことによって記憶定着にもつながる
ノートをとる事は良いことづくしです。
ぜひ皆さんもこれらの点を意識しながら、日々の勉強でノート作りに力を入れてみてください👍