
Jupyter Notebookで特に使えるショートカットキーを知りたい!

Jupyter Notebookのショートカットキーって沢山あって覚えられない…。
実際に必要となるショートカットキーって少ししかないんですよね。
普段Pythonの勉強でJupyter Notebookを使っている私が、そのショートカットキーについて紹介します。
さらに、オススメのショートカットキーパターンも併せてお伝えします。
・必要最低限しかないからすぐに覚えられる。
・数少ないショートカットキーでJupyter Notebookの作業がはかどる
・オススメなショートカットキーのコンボも知れちゃう!
モードとその変更
Jupyter Notebookにある2つのモード。
何かとややこしいのでここで簡単にまとめておきます。
コマンドモード から 編集モードへ
Enter
編集モード から コマンドモードへ
Ctrl + M
モードの切り替えはこの2つのショートカットキーでOK。
わざわざ esc キーに指を伸ばさない。
以降で紹介するショートカットキーは主に”セルの操作”(コマンドモードの時)のショートカットキーです。
コード実行
shift + Enter
編集モードでコードを書き終わったら、このショートカットキーでそのセル内のコードを実行。
プラス、下にセルを追加。
これは基本のショートカットキー ですね。
コマンドモードでのショートカットキー
セルの操作に関するショートカットキー です。
ここにある5つだけで十分セル操作できますし効率もメチャ上がります👍
※編集モード(コードを書き込むモード)の場合は、Ctrl + M でコマンドモードにしましょう。
そうしないとコマンドモードのショートカットキーが使えません。
セルを上に追加
A
セルを下に追加
B
もちろん”空の”セルを追加します。
上のセルに移動
K
下のセルに移動
J
コマンドモードの状態で、上や下のセルに移動します。
移動してそのセルにコードを書き込みたいと思ったら、Enter を押してコードが書き込めます。
(つまり編集モードに切り替わった)
セルの削除
X
以上がコマンドモードで覚えておくショートカットキーです。
これだけでだいぶ作業効率が上がります。
オススメのショートカットキーパターン
Ctrl + M のショートカットキーを用いた便利なショートカットキーの合わせ技を紹介します。
突然ですが、Jupyter Notebookで作業中こんな悩みありませんか?

長いコード書いてるとセルが詰まってくる。それでいちいちスクロールするのが面倒…。
これを解消するショートカットキーの合わせ技です。
それが
Ctrl + M からの Space
です。
コマンドモードでの Space キーは、下にスクロールするというショートカットキーです。
なので、編集モードでコード書いていて、詰まってきたらCtrl + M でコマンドモードにする。
これで Space キーをおせば自動で下にスクロールしてくれる。
このパターンはぜひ覚えておいてください!
いちいち手を離してスクロールするの面倒ですよね。
最後に
というわけで、Jupyter Notebookのショートカットキーで覚えるのはこれだけです。
やってみればわかりますが本当にこれだけで十分なんですよ。
数も少ないからさっさと覚えてしまって、今日からでも使ってみてください。