
勉強がうまくいかない

勉強するのに時間が足りない

課題や宿題が多くて自分の思い通りに勉強が進まない
これらの悩みを解決します。
私も実際に受験期は毎日これらに悩まされた経験があります。
しかし身をもって経験したからこそ、今となってはそれらの原因や改善策をしっかり理解することができるようになりました。
今回の記事でお話しする”自己目的化”さえ取り除いてしまえば
- 勉強の時間が足りない
- 課題に忙殺されて非生産的な勉強をする
ということがなくなります。
ぜひ勉強の効率をあげたいか方は参考にしてみてください。
勉強における”自己目的化”を無くしましょう

ヤバイ!時間がない!

課題明日までだ!早く終わらせなくちゃ!
はい。これらは全て自己目的化しています。
どいう意味かというと、あなたが日々努力してやる勉強というものは
- 時間内に終わらせる
- 出された課題をさっさと終わらせる
ことが ” 目的ではありません ! “
ですよね?
対比させるとなれば、”テスト”はあなたにとって時間内に解答することが目的です。
しかし日々の勉強は、自分の能力・学力・スキルを鍛錬したり向上させるためにやっているのであって、終わらせることが目的ではありません。
本来の目的を果たす際の”手段自体”が、目的になってしまっているのです。
例えば、MARCHレベルの数学の演習書を今日は〜までやることに決めたとします。
ですが、MARCHレベルの数学なんてそう簡単に片付けることは出来ませんよね。
別にその人の学力に関わらず、きちんと論証させるように問題が作られているので、教科書問題のようにササッと終わらせられるものではありません。
もちろん、少し考え込まなければ解けないということもありますから尚更時間がかかります。
そんな時に”自己目的化”が邪魔をするのです。
「毎日〜までやると決めているから、今日は絶対にここは終わらせなくちゃ!」
「数学の後は〜やる予定だから、〜時までに終わらせないと!」
こうやって良い加減に、頭も使わずチャチャっと終わらせてしまっては学力はつきにくくなってしまいます。
特に、数学は自分の頭で考えてこそ力がつく教科です。
自己目的化により勉強を進めてしまうと、最終的には「勉強したはずなのに出来ない…」ってなります。
これでは本末転倒ですよね。

ただでさえ時間がない受験生はそんなに時間がとれない!
確かにそれもわかります。
でもそんなのちょっと工夫して勉強すれば済むことなのです。
(下の方で少しそれについてはお話しします)
それよりも、まずは”自己目的化”をしないにようにすることが大切!
- この勉強は何のためにしているのか?
- 今の自分は時間に振り回されていないか?
を常に考えて、自己目的化に陥らないよう注意しましょう。
勉強する時のちょっとした工夫
上記の説明で、勉強における自己目的化がどれほど危険なものなのか少しは理解していただけたかと思います。
では、そうならないために「どんな工夫をして勉強すればいいのか?」を簡単にですがいくつか挙げてみます。
やる範囲を分散させる
1日にやる分量を少なくして継続期間を長くする。
毎日の理解度が深まるし、時間に焦燥することがなくなります。
小問は1個飛ばしくらいがちょうど良い
問題は片っ端から全部解こうとしなくていい。
ごっそり飛ばすのではなく、数問飛ばしながらやれば短時間で広範囲を良い具合に学習できる。
かつ、記憶の定着にも繋がる。
実に効率的です。
仮眠をとる習慣をつける
どうしても眠くなってしまう。
特に昼下がりは辛いですよね。
でも人間というものは、1日2回寝るようにできてるんですよ。
(福島大学だったかな?英語長文の内容でそんなものがありました。)
眠くなったら10分だけ、いや眠くなくても毎日10分の仮眠をとるようにする。
タイミングは自分で決めてもいいし、眠くなったら仮眠をとる。
(最高ですよね。机の上って何であんなに気持ちよく寝れるのでしょうか?)
騙されたと思ってやってみてください!
これ本当に効果的です。
たった10分仮眠をとるだけで頭の回転が見違えます。
睡魔と戦いながら1時間勉強するより、たった10分の仮眠をとって勉強した方がよっぽど理解度も効率もUPします。
最後は気楽にいこうぜ
しょせん勉強です
夜中まで重いまぶたこすって無理やり勉強しても頭入りません。
気楽にいきましょ。
もう今日のオレは無理だなと思ったら明日に回す。
先に計画していた課題を全部後ろ倒しするのではなく、そこは柔軟に計画を組み換えて効率の良い勉強をしていきましょう。
今後も困難にぶつかることは多々あると思います。
が、決して無理しないように、そして「自分は今自己目的化してないか?」を顧みて、日々自分の成長を感じながら勉強を楽しもうぜ!